ピバディー・テラス(Peabody Terrace)というのは、ボストン入りしてから住んでいるハーバード大学所有の寮の名前で、ハーバード大学から徒歩10~15分ぐらいの場所に位置している。授業が始まってみて、色々な人にどこに住んでいるのか聞くと、5~6割ぐらいの人が「私もピバディー・テラスだよ!」って言うので面白い。
1964年に建てられた集合住宅だが、今もメンテナンスや改修が続けられながらとても良い状態に保たれている。Archidailyでも、クラシックの作品として取り上げられている。
http://www.archdaily.com/486015/ad-classics-peabody-terrace-sert-jackson-and-gourley
ただ、ウィキペディアでは気になる記述が。「建築家に愛され、それ以外の殆どの人に嫌われている」というのが共通の見解らしい。かっこいいし、設備も共用部も充実していて、今のところ欠点がないのになぜなんだろう。未だに良く分からない。
家賃のシステムが明快で、月々の払う一定の金額で電気・ガス・お湯とか、共用部の洗濯機とか自習室とかの運営費も含まれている。ボストンは冬が死ぬほど寒いので、暖房が家賃に含まれていて、一定なことは有り難い。家賃自体も、毎年周辺の集合住宅の相場を調べて、その平均と同じ価格設定にしているようだ。
とはいえ、日本に比べれば家賃はかなり高い。出国前に住んでいた葛西の家と比べると、ほぼ同じ広さなのに3倍近い。東京の相場と比べると2倍ぐらいなのでは。。同じくピバディー・テラスに住んでる学生たちはルームメートを見つけて、家賃を折半することでなんとかしている。
クラスメイトと飲み会があると、多くの人が一緒にピバディー・テラスに帰ることになるので、その感じは竹中の1年目で深江竹友寮にいた時の感覚に近い。遅くまで飲んでるのに結局同じところに帰る。そういう時間の共有の仕方も絆を深めるのにはとても良いことだ。このストレスフリーな環境を最大限に活かそう。
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