8月末には小さい頃からの夢でもあった、全米オープンテニスの観戦に行った。中学生の時にテニスを始めてから、グランドスラムのトーナメントはずっとテレビで見ていて、スタープレーヤーであるフェデラーやナダル、ジョコビッチのプレーを生で見るのが夢でもあった。
上に名前を挙げたようなプレーヤーは自分が高校時代から活躍しているのにも関わらず、嬉しいことにまだまだ現役(それぞれが今の世界ランキングの1-3位)でもある。こんなに時間が経っても、まだ世界最高レベルにある彼らのプレーが見られるのは本当に運が良いと思う。
特にフェデラーを見たいという気持ちが強かった。一度、フェデラーが日本の楽天オープンに出場するということがあり、頑張って決勝の有明コルシアムのチケットを取った。しかし、大会の直前に出場がキャンセルになってしまったのだ。マイナーな大会がトップ選手にキャンセルされるというのは良くある話だが、当時は日本人としてやり切れない気持ちがあった。
ということで、全米オープンに行く目的は、決勝を見たいというよりも、なるべく多くのスタープレーヤーを見たいというものになった。まだ誰も負けてない1回戦のうち、日本人選手や有名選手の出場が多い2日目に行くこととした。この目的に準じた行き方を下記にまとめたい。
・予定の立て方
大会の日程は大分前からわかる。その第1週の1、2日目が1回戦となるので、まずはその期間にニューヨークに行く予定を立てる。ボストンからは片道4時間のバスで25ドルぐらいで行けるので、お手頃だ。
大会近くになるとトーナメント表が発表される。男女シングルスのトーナメント表の上半分が1日目に、下半分が2日目に行われることを知っていれば、自分の目当てのプレーヤーがどっちの日に試合をするかがわかる。
・チケットの取り方
なるべく安いコストで多くのプレーヤーを見たい!というのであれば、アーサー・アッシュスタジアム(一番大きい会場)の一番安い席を取る(60ドルぐらい)のがおすすめだ。そのチケットを持っているだけで、全米オープン中の20弱のコートで行われている試合を全て見ることができる。
他にもGeneral Admissionという一般入場チケットもあり、それも60ドルだがアーサー・アッシュスタジアムの試合だけ見ることができない。フェデラーのようなスタープレーヤーの試合はほとんどアーサー・アッシュスタジアムで行われるので、ほぼ同じ値段を払っているのに後悔はしたくないだろう。
・会場への行き方
ニューヨークの中心部からであれば、直通もしくは1回乗り換えで行ける。タイムズスクエアからMets-Willets Point stationまでは40分ぐらいかかる。試合開始は11時ぐらいなので、10時ぐらいに出発すれば十分だろう。駅から降りれば人の波についていけば良い。会場に持っていく荷物はなるべく小さいほうが良い。アメリカのスポーツイベントはポーチぐらいの大きさしか持ち込めないのが普通だ。
・会場についたら時間との勝負
GoogleでUS Open Tennisと検索(https://www.google.com/search?q=us+open+tennis)すれば、どこのコートで誰がプレーしていて、スコアがどうかがリアルタイムで表示される。見たいプレーヤーの試合が同時に行われていることもあるので、スコアの状況を見ながら良いタイミングで見に行くのが良いだろう。小さいコートだと世界トップレベルのプレーが目の前で見られるのですごく楽しい。
会場は広く、何番コートがどこにあるかはひと目では良くわからないので、会場の地図を把握しておくことも大事だ。
・練習の見方
実は選手が練習する専用のコートもあり、そこのスケジュールも発表されている。US Open Tennis Practiceと検索すれば出てくるだろう。自分もその情報を利用して、ナダルやフェデラーの練習を見に行った。しかし、練習コートであるので、それが見られる席のキャパシティは限られている。ナダルやフェデラーなどのスタープレーヤーが見たいのであれば、1時間前ぐらいから行って席を確保しておく必要がある。
そんなこんなでお目当ての選手を沢山見ることができた。
今話題の大坂なおみの試合や(安定感がやばい)、
ジョコビッチの試合や(足の筋肉がすごすぎる)、
ナダルの練習や(体が大きすぎてびびる)、
フェデラーの練習(華麗すぎる)が見られて大満足であった。
特に、フェデラーのプレーは今までテレビで見すぎて頭に焼き付いているので、生で見たのが初めてなのにも関わらず、見ていてどこか懐かしい感覚まで覚えてしまった。
日本人にもテニス人気は高いため、会場には日本人も沢山いた。テニスファンとしては一生に最低一回は行きたいだろう。
0コメント