ル・コルビュジェ展@ソウル1年以上前の話になるが、ソウルにあるハンガラムデザイン美術館にて行われたル・コルビュジェ展に行ってきた。これだけ大規模な展覧会が行われるのはアジアでも珍しいのだが、たまたまソウルに行く用事とタイミングがあったので、運が良かった。29Apr2018
スタジオ旅行で鄭州へ今学期は中国本土中心に位置する都市である、鄭州がテーマのスタジオをとっている。黒川紀章が設計した鄭東新区を含めた新しい軸線をどうデザインするかがテーマである。3月の末から4月の頭にかけて、敷地見学+調査をのための7日間のスタジオ旅行があった。スタジオ旅行はGSDが飛行機代、ホテル代をカバーしてくれるので、こちらは参加費の3万円+現地での食費・交通費を払うだけだ。現地でもスタジオのスポンサー企業が食事を提供してくれたりするので、実際は殆どお金を使うことがなかった。高い学費を払っているのだから、スタジオには積極的に参加して、こういうところで取り戻したいものだ。ボストンから鄭州への直行便はもちろんないので、フライトは上海を経由した。旅行の...21Apr2018
コラージュの力リサーチ結果であるとか、設計の思想を示すための手法には図面、パース、ダイアグラムなどがある。アメリカで一般的なものとしてもう一つ、コラージュという手法がある。コラージュというのは、写真を切り抜きつぎはぎして組み合わせるもので、図面などでは説明しきれない、その時代の様相を示す際に使われることが多い。コラージュは日本の建築分野では一般的でないため、最初はそのやり方も目的も良くわからなかった。図面はデータや形状を示すため、ダイアグラムはその理解や分析を示すためにあるので、それらで十分ではないかとも思う。ただ、図面やダイアグラムなどを読み込むスキルがある建築・都市学生だけんでなく、もっと多くの人にダイレクトに伝えるためには、写真のコラージュ...14Apr2018
Ladybug+Honeybeeというのは3DCADソフトRhinocerosのプラグインのことで、Rhino上で動くプログラミング言語であるGrasshopperをベースに開発されたものだ。Rhinocerosに対するGrasshopperというものはExcelに対するマクロのようなもので、CADソフトを動かすプログラムを書けるという画期的な機能だ。これが2010年代に急速に世界中に普及したことで、世界中の建築も大きく姿を変えた。Ladybug+Honeybeeというのは建築環境シミュレーションを目的に開発されたものだ。それまでは3次元モデル上での環境解析といえば、それこそ影を落とすぐらいしかできなかったところを、気象分析から日射量解析、室内の明るさ予測、エネル...02Apr2018