ハーバードIDまだ英語の授業中で正式にはハーバードに所属していないのだが、先日ハーバードIDをもらった。ハーバード大の学生としての証明、学生証である。このIDさえあれば様々特典を受けることができる。まず言うまでもなく、ハーバード大の施設への入場ができる。寮のピバディー・テラスの自習室や洗濯室に入るのにも必要だ。ハーバードのキャンパスのど真ん中にあり、多くの観光客が玄関先で記念撮影をするワイドナー記念図書館にもこれがなければ入れない。教室に入るためにIDが必要な場合もある。また、このIDを持っているだけで様々な特典がある。当然、長いこと享受していなかった学割が至るところで受けられるし、これまた観光客に大変人気のあるハーバードの生協でも、写真に載せた...31Jul2017
自転車を買う自転車を買ったのは、毎日の通学のためである。ボストンと呼ばれるエリアは、中央に流れるチャールズリバーを境として、大きく北側と南側に分かれる。南側にボストン市及び商業や文化の中心地があり、北側にMITやハーバード大がある。現在はハーバード大近くの寮に住んでいるのだが、英語の授業はチャールズリバーの南側のボストン大で行われている。そのため、川の向こう側の教室まで行くのに、地下鉄を使うと40分、歩きで行くと30分、バスを使うと25分という感じだ。地下鉄で行くのになんでこんなに時間がかかるかと言うと、地下鉄網が市の中心部からツリー状に発達しているからだ。ある路線の駅から、別の路線の駅まで所へ行きたい時には、必ず一度中心部を経由する必要がある...23Jul2017
アメリカの授業の文化2週間前から英語の授業に参加している。というのも、GSDから入学許可が出たのは良かったのだが、応募時に提出したTOEFLの点数が低く、入学前に英語力強化の授業を受けることが必修と通達されたからだ。そのため、本来は8月中旬から行けば良かったものが、1ヶ月半前の6月末の渡米となってしまったのである。GSD学生対象の英語の授業は、ボストン大学のCELOP(Center for English Language & Orientation Program)という組織が行う。GSDと密に連携を取った内容で、あくまで建築・都市・ランドスケープデザインにフォーカスしながら、アメリカの授業の文化に適応するためのトレーニングをするスタイルだ。...17Jul2017
小さくて暖かい街東京暮らしが長かったせいか、大きくて冷たい街に住むのに慣れていたんだと思う。そして、今回に留学をする前には、アメリカという国はもっと大きくて、冷たい街なのではないかと考えていた。去年にロサンゼルスに出張に行った時に、とにかく街のスケールが大きく、公共交通機関も発達してないので、車無しでは何もできなかったからだ。ただ、このブログのタイトルにもあるように、ボストンは小さい街だ。ハーバードやMITのあるケンブリッジのエリア、中心地のボストンのボストンのエリアが生活の中心になるのだが、その大きさは東京駅から東京駅から東大・上野・日暮里ぐらいの範囲とほぼ同じである。歩道、車道、自転車道がきれいに整備されていて、歩くのと自転車があれば生活に困る...14Jul2017
ピバディー・テラスピバディー・テラス(Peabody Terrace)というのは、ボストン入りしてから住んでいるハーバード大学所有の寮の名前で、ハーバード大学から徒歩10~15分ぐらいの場所に位置している。授業が始まってみて、色々な人にどこに住んでいるのか聞くと、5~6割ぐらいの人が「私もピバディー・テラスだよ!」って言うので面白い。1964年に建てられた集合住宅だが、今もメンテナンスや改修が続けられながらとても良い状態に保たれている。Archidailyでも、クラシックの作品として取り上げられている。http://www.archdaily.com/486015/ad-classics-peabody-terrace-sert-jackson-an...07Jul2017
ボストンへ2年間、Harvard大学のGSD(Graduate School of Design) にて修士課程に通う。英語圏の国には暮らしたことがないし、そこで本当のデザイン力や提案力が問われる。今まで自分がいた日本の建築界とは、また違った視点でものを考えるのかもしれない。入学するのはMAUD(Master of Architecture in Urban Design)というコースで、つまりは建築・都市デザインコースだ。今までやってきた建築の意匠や環境工学とは違った分野で学ぶ。大学時代から、誰も自分のことを知らない、今までやったことのない分野で勝負することが、自分を大きくさせることにつながると信じてきた。今回もそうなれるよう、気合と根性で...02Jul2017